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EQGA公認養成事務局ブログ

プロファイラー・シンポジウム2009東京 レポート

2009年9月4日(金)13時30分~17時30分@東京

EQJ公認プロファイラーのための、年に一度の大規模イベントである「プロファイラーシンポジウム2009東京『私のきもち』」が今年も大盛況の中、9月4日(金)に無事に終了いたしました。ご来場の皆さま、誠にありがとうございました。

平日にも関わらず、全国各地から60名様を超えるプロファイラーの方がお集まりになり、13時30分のスタート前には、そこここで「お久しぶりですね」というご挨拶が交わされていました。また、今回のご参加者の中には、この9月1日付けにて資格を取得された第30期の方々も多く参加され、お互いに合格を喜びあっている様子が印象的でした。

 

弊社代表高山

13時30分、弊社代表高山の挨拶でシンポジウムがスタートしました。

プロファイラー資格制度も今年で10年目を迎え、合計で533名のプロファイラーが各地で活躍されていますが、

「初年度は認定式に理論提唱者のサロベイ博士を招いて認定式を行ったのですよ、その認定式に参加された1期生の方、いらっしゃいますか?」

の高山の声がけに数名のプロファイラーの方がお立ち下さいまして、10年もプロファイラーとして活躍されている方が何名も会場にいることに「すごいなぁ」という視線が送られていました。

 

EQJ公認EQトレーナーの河野晶子さん

 

14時10分からはEQJ公認EQトレーナーの河野晶子さんから、事例紹介としてある会社での3ヶ月間の個別フィードバックの取り組みをご紹介いただきました。

EQIの変化をスクリーンに映しながら、実際にどんな変化が生まれたのか、どのようなサポートを河野さんがされたのかという事例を、皆さん真剣に聞き入っておられました。

個人が継続して能力開発に取り組むためには協力者の存在が大きいというポイントが提示され、どのような形でのサポートが可能か具体例をご紹介いただきました。

 

相川先生

 

14時45分、「いよいよお待ちかねの~」という紹介で少し照れたような表情の相川先生の講演の始まりです。
本年は「わたしのきもち」と「感情に対する知識を増やす」という大きな2つのテーマでお話いただきました。

特に近年心理学の分野で注目を集めているポジティブ感情についてその働きをネガティブ感情と対比しながらお話いただいた場面では、学術的な内容を非常に分かりやすく説明してくださる相川先生の語り口に頷きながら聞いている方が多く見られました。
質疑応答の時間が短く、全てのご質問にお答えすることができなかったのは少々残念でした。

 

西田先生

 

短い休憩を挟み、16時25分からは「自分の中のもう一人の自分」というテーマで西田先生の講演が始まりました。
冒頭、今回受講者の方に胸につけていただいた名札にあるご自身の「HAPPYな瞬間」のお話をされ、その大変さわやかな語り口調に好感を持たれた受講者の方も多かったようです。

あえてパソコンを用いず、2枚のホワイトボードを使いながら3つずつのポイントにまとめて分かりやすくお伝えいただく様子は講演の内容自体もさることながら、さすがコミュニケーションのプロ!と日頃講師業をされている参加者も納得の内容でした。

最後に西田先生からは「感謝」する認知の重要性をお伝えいただきましたが、その内容には会場全体「納得!」という雰囲気でした。

 

17時25分、最後にCTM(チーフトレーニングマスター)の渡邉小百合からなぜ今回「わたしのきもち」というテーマでシンポジウムを開催したのかをお話させていただきました。

EQの発揮のためには自分の気持ちを理解することが大切、EQIをフィードバックする際に、プロファイラー自身のこころの身だしなみを整えることが大切、受検者の気持ちに着目することが大切というのが3つのポイントです。

最後に一度しかない人生だから自分を活かす意味でも自分の気持ちに着目することが大切とお伝えし、無事に4時間のシンポジウムは終了となりました。

 

懇親会

 

また、シンポジウム後、希望者だけの懇親会も開かれ、約20名の方にご参加いただきました。

久々の再会に話も弾み、皆様の現在のご活躍がうかがえてとてもよい機会となりました。

 

全国各地からお集まりくださった皆さま、誠にありがとうございました。

 

参加された皆様からの感想です。

  • プロファイラー・トレーナーとして数多くの経験を積むことが自身につながることになる良い事例でした。継続させることが難しい状況の中で、周囲の人も含め当人が変われたとい思うことが継続の力となるので、今回の事例を参考に頑張っていきたいと思いました。ありがとうございました。
  • 河野さんの熱い想いが伝わり、好感が持てました。個人フィードバックの重要性を認識しました。
  • N(Negative)感情とP(Positive)感情の関係は考えたことがなかったので面白い関係だと思いました。N感情が外交的行動であるのに対して、P感情が内向的行動なものであるように感じたのですが、時間的な差があるというのも面白いと思いました。
  • ポジティブシンキングとモチベーションを上げるにはどうしたらよいのかをクライアウトから問われたり、書籍でも話題になっているのを最近は特に感じていましたので、とても勉強になりました。
  • とても分かりやすく、すぐに実践できる(人に伝えることができることも含めて)内容で大変参考になりました。自らの心を把握するトレーニングもぜひやりたいです。
  • 自分と会話するということは少し恥ずかしいと思いましたが、やってみようと思えました。あやうく涙が出そうになりました。