ARM アドバンテッジEQ ホーム » 認定制度 » カップルフィードバック ~EQ日記 第3話
認定制度

▽ EQ日記 ~ 第3話 「カップルフィードバック」~

 

”男女の溝は深い”と思う。

時折、恋人同士や夫婦2人一緒にEQフィードバックをするケースがある。

二人の結果を見比べると、お互いにないものを補い合っている部分あり、似たような部分ありで、成るべくしてカップルになっているんだなあ、とつくづく感じる。

カップルフィードバックで気をつけているのは、二人の結果を見比べて、最初から二人一緒に話したほうがいいのか、まず一人ずつ話を聞いてから二人でしたほうがいいのか、を見極めること。

今はうまくいってるけれど、このまま同じ行動を続けていくとまずいかも?
片方の影響が強すぎて、もしかして一緒にいるのが辛い時があるのでは?
二人一緒だと、片方がしゃべり続けて、もう一人の本音が引き出せないかも?

そんな仮説が見えるときは、あらかじめ時間をずらしてまずは一人づつ話を聞く。
検査結果があるので、それを根拠にズバリと訊くと、ぽろっと本音がみえる。
それを知って話すのと、知らずに話す差はかなり大きいので、そこをはずさないように神経を払っている。

そもそも人は、自分に無いものに惹かれる反面、自分と同じものを求めて相手にイライラする。
小さなイライラが溜まっていくと、ある日突然あふれてしまい、それが亀裂になっていく。
人間関係がこじれていく王道のプロセス。

”そのプロセスに陥らないで!”
カップルフィードバックをする時に強く願うこと。
まあ、カップルフィードバックを受けようと思う時点で、仲は良いので差し迫った危機に直面したことはまだないけれど(笑)

カップルでEQ検査の結果を見ながら話をするメリットは、お互いが、相手と自分の違いを目で見て理解できること。

検査結果を示したレーダーチャートの形を見れば、自分は高くても相手が低い部分、逆に自分は低いけれど相手は高い部分、そんな違いがひと目で分かる。

「同じ問題に答えても、こんなに違うんだ。」

お互いの結果を見て、お互いの違いを改めて認識する。

「ここ、まさにあなたらしいよ。」
説明すると、お互い笑って見比べている。

かと思うと、

「ほら、いつも言ってるでしょ。」
なんてことになる場合も。

相手を責めてはいけません。

だからと言って
「そうなんです! ほら聞いたでしょ。いつも言ってるのに分かってくれないから。」

自分を正当化するだけでもいけません。

お互いの違いに気づいて、何を思ってそんな行動に出ているのか理解する。
お互いの違いを認めて、自分の行動が相手に与える影響を認識する。
お互いの違いを活かして、うまく補い合う方法を考える。

カップルでEQフィードバックをするメリットはまさにここではないかと思う。

同時に受けるからこそ、自分だけが歩み寄るのではなく、お互いに理解し合い、もっと良い関係を築くために行動を見直すことができる。
変えようと思う行動があった時も、自分ひとりで努力するのではなく、パートナーの力を借りることができる。

男女の溝は深い。でもその溝は、お互いがEQを発揮すれば、必ず埋まる。
世の中にたくさんの幸せがあふれますように♪
ついでに、私にも幸せが来ますように・・・!!(笑)

 

第4話へ続く

 

EQJ公認プロファイラー 河野晶子 (志縁塾)

「ココロの健康診断」実施中