EQ理論とは ~感情能力の4つのブランチ
EQ理論は、EQグローバルアライアンスの研究開発顧問のピーター・サロベイ教授とジョン・メイヤー教授によって提唱されました。その中でEQという能力は4つのブランチ(パート)に定義されました。
EQ理論
感情の識別、感情の利用、 感情の理解、感情の調整という4つのブランチを開発することにより、個人が感情をうまく使いこなすことが可能になります。
ブランチ1 感情の識別
相手の感情を理解し、それに対し自分に生まれた感情を正確に理解する能力です。
ブランチ2 感情の利用
理解した感情に対し、自らの思考や行動を助けるための感情を生み出す能力です。
ブランチ3 感情の理解
感情が生み出された原因や特性を理解し、次に生まれる感情を予測する能力です。
ブランチ4 感情の調整
自らと相手が求むべき結果が得られるよう、感情を思慮深く調整し行動へと繋げる能力です。
EQとは、本来自分が持っている知識やスキルを最大限に発揮するために必要な能力なのです。
本人のテクニカルスキルがいくら身についていたとしても、それらを発揮できなければ宝の持ち腐れです。
それらを発揮させるための土壌(基本スキル=EQ)として感情開発が必要であり、個人の能力を組織のチカラに変える第一歩なのです。